中山が語る霊柩車ぶろぐ

なぜ親指を隠すようになったのか

2017年02月16日
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子供の時に、霊柩車を見たら親指隠すように言われた事があって、よくみんな隠していたことがあります。まず霊柩車はいつの時代からというと大正時代前期くらいから走っていたそうです。そこで親指を隠すという行為を以前では葬列を見たら隠すという形が存在していました。昔から亡くなってばかりの遺体は成仏していない魂が宿っているとされているからその魂が親指の爪から入ってくるとされていました。葬列という事で死やけがれなどあまりよくないことを連想させるため、そんな魂を入れてたまる物かという意味で親指を隠すことが由来になっています。

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出棺の際にクラクションを鳴らさない理由

2017年02月13日
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葬儀の出棺の際に、霊柩車がクラクションを長めに鳴らすことがあります。故人を送り出す儀式として定着してきています。しかし、斎場やホールによっては、敢えて控えるケースも見受けられます。地方によってはそもそも、そのような風習がないというところもあります。また、諸事情により鳴らさないケースもあります。ここでは、その意味と鳴らさなくなった理由をまとめます。出棺の霊柩車がクラクションを鳴らすのは、故人との最期のお別れを意味します。

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霊柩車と寝台車の違いは火葬場に行くか行かないか

2017年02月06日
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葬儀社で遺体の搬送のために使用される車両として霊柩車と寝台車の2つがあります。この2つは似たようで異なる使用法がなされています。この2つの違いは使用する用途となります。まず寝台車ですが、これは遺体を亡くなった場所から自宅へ、そして自宅から葬儀会場までの搬送のために使用されます。しかし火葬場へは通常使用されません。この車の外観は普通のミニバンやワゴン車とまったく同様で、強いて違う点は塗装が黒色で葬儀社のマークが記載されてるくらいです。

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霊柩車を運転するドライバーの資格に関して

2017年02月04日
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道路運送法においては、遺体に関しては貨物に区分けされます。それを受けて、国土交通大臣及び地域運輸局長より、一般貨物自動車運送事業の霊柩限定の形での許可を受け取った事業者だけが選んだ一種免許を持っている運転手しか霊柩車のハンドルを握ることが許されていません。一種免許という資格は世間一般の自動車免許を意味するため、許可を確保することができれば一般的な免許によって走行することができます。その中には二種免許の所有を義務としている専門業者も見受けられますが、走行のみならば二種免許につきましては必要ではありません。

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