中山が語る霊柩車ぶろぐ

警察による交通法取り締まりの免除がある

2017年01月21日
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街中には緊急を要する自動車が走る場合があります。警察や消防、救急車の他、ガスや電気の工事の車両なども非常に急ぎます。この時は、道路交通法の取り締まりの免除となります。速度制限が設けられていても、それ以上で走っても問題なしとされます。これは各都道府県などで決められているので、都道府県によっては取り扱いが異なる場合もあります。

この取り締まりの免除の対象として、霊柩車が該当する場合があります。街中で猛スピードで走っているのを見かけることがあるかもしれませんが、免除されているので一応は問題ありません。ではなぜそれが許されるかです。霊柩車の目的は、葬儀場から火葬場まで遺体を運ぶことになります。火葬場での火葬時間は事前に決められていて、その時間に着く必要があります。

もし、通常の交通規制の下で走るとなると、火葬時間に間に合わない場合が出てきます。すると、火葬がどんどん後延ばしになり、火葬待ちの状態がひどくなる可能性があります。細かい事情は各都道府県で異なるかもしれませんが、特別な事情があるために認められています。遺体だからゆっくり走らないといけないわけではなく、かなり激しく走ることもあります。同乗するときは注意しないといけません。

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