国内には、葬儀を行った後に故人の方を火葬場へと搬送するための霊柩車では、宮型霊柩車と洋型霊柩車があり、運転席と助手席の後ろに故人が眠っている棺桶ごと置けるスペースがあるのが特徴となってます。車の外観には、金で装飾を施したものが付けられてます。
洋型霊柩車は、現在の葬儀で使われてる車となり、宮型霊柩車と違って、派手な装飾は付けられていないものとなってます。昔は、金の装飾が多くの方に好まれていましたが、宮型霊柩車を使われる方も激減してきて、派手な装飾を好まないシンプルなデザインを選ぶ方が多くなってます。
霊柩車は、普通の乗用車を改造して作られたものとなってますので、一般的に売られているものではないです。洋型霊柩車の車体の色も真っ黒なボディーが多いですが、現在では、黒以外に白などの霊柩車も多くなってきてます。
大まかにいうと車に装飾をしているかしていないかという点で異なります。告別式の日に、故人との最後のお別れとなるので、金ぴかの豪華な車で搬送してあげたいという方も多いですが、時代の流れによって、葬式もしめやかに行うことになってるので、搬送する車もお金をかけない方を選ぶ方が増えてます。
中には、黒塗りの方が高級感があっていいという方もいらっしゃるほど、人気が高まっている車となってます。今では、生前どのような葬儀を行いたいのか要望を伝えておかれる方も多いので、その要望に応えると、シンプルな黒となることが多くなります。