中山が語る霊柩車ぶろぐ

これは知らないままで終わるかもしれない

2019年08月02日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀となると誰が死んだかに関しての訃報が発信される場合があります。政界や芸能界やスポーツ界などのメディアでほとんどの人が知っているような著名人ともなると、即座にニュースなどで大々的に報じられて多くの人に知られることになります。

これら誰が死んだかに関しての訃報は新聞で毎日のように死亡欄に掲載されることもあります。どこかの会社のかつての社長とか創業者とかなどは言うまでもありません。しかし新聞での死亡欄は近年は縮小傾向に向かっています。

その理由の1つは有名でも何でもないただの一個人を不特定多数の人に知られたくないという遺族の意向のためです。今は個人情報保護法の時代もありまして、掲載されることを嫌がる人が増えました。そのために新聞社などから電話で死亡欄に掲載してもいいかという確認の電話が来ますが、断る意向を示すので新聞社は掲載できないままで終わってしまいます。

だから死亡欄の名前の数が減ることになります。これ以外に訃報は近所の回覧板などでも知ることができます。しかしこれも近年は近所の意向で敢えて知らさない場合も増えています。近所の回覧板で知らせる行為などは住んでいる団地などの自治会が運営をしていますが、これはそれぞれ各団地のルールで決まります。知らせた場合は住民が定期的に支払っている自治会費から何万円かお見舞金などで支払われることもあるし、知らせない場合は自治会費が支払われないこともあります。

このページのトップへ